HIOKIのIoT GENNECTシリーズ
HIOKI

月別記事一覧 : 2021年3月

GENNECT Oneに時系列ビューワ機能を追加

公開日 : 2021年3月17日

GENNECT Oneに各計測器が測定したデータをグラフ化する機能、時系列ビューワ機能を追加しました。

工場やオフィスのエネルギー消費を見える化したいとき、電力消費量、温度、湿度の測定データを1枚のグラフにまとめて、考察します。
従来なら各測定ファイルをPCに取り込んで、Excelでまとめていました。各計測器のファイル形式が異なるので、データを加工したり、時間軸を合わせたりして、時間がかかる作業でした。

GENNECT Oneを使えば、GENNECT Oneに取り込んだ測定ファイルを選択するだけで、グラフを作成できます。GENNECT Oneへの測定ファイルの取り込み方法は、計測器とPCがLAN接続されていたら、遠隔操作で取得できます。接続されていなくても、従来通りに、SDカードやUSBケーブル経由で取り込むことも可能です。

波形検索機能、分析機能が充実していることも特長です。
エネルギー消費量のグラフを使って、ある消費量を超えた時刻や、急激に電力消費が増加した時刻を知り、負荷の平準化を図ります。Excelを使用して、その時刻を探すには、関数の使用など高度な操作が必要でした。

GENNECT Oneなら、波形のレベルや変化量などで、時刻を検索できます。検索結果は、その時刻にイベントマーク(しおり)が付きます。イベントマークのリストから、イベントマークを選択すると、その時刻の波形が表示されます。長時間にわたる測定データでも、注目すべき時刻の測定データをすぐに表示できます。

>>GENNECT Oneの時系列ビューワについてさらに詳しく

バッテリのメンテナンスがさらに高効率的に!!

公開日 : 2021年3月11日

UPS、病院やデータセンターの非常用電源、携帯電話の基地局。
現在、様々な施設で、無停電電源システムとして蓄電池が使用されています。商用電源と同じ電圧まで上げるため、たくさんの蓄電池を直列に接続して使用しています。また、電源容量を確保することも、蓄電池の使用数量を増やす要因となります。

いざ停電があったときに、蓄電池が劣化して正しく動作しなければ意味がありません。そのため、蓄電池の劣化状態を一つずつ、定期的に測定する必要があります。そこで活躍している計測器が、バッテリテスタBT3554-50です。バッテリの内部抵抗と電圧を測定し、合否判定をする計測器です。
しかし、膨大な量のバッテリを間違わずに測定し、値を管理することは、骨が折れる仕事です。

この度、GENNECT Crossがバージョンアップして、バッテリのメンテナンスがさらに便利になりました。
GENNECT CrossとGENNECT Oneの機能により、測定現場にも、事務仕事にも、高効率かつ高品質な作業が実現できます。(2021年3月現在、Android版のみ。iOS版は2021年4月に対応予定)

  1. 確実な測定
    電池番号と合否結果をスマートフォンが読み上げます。順序を間違って測定したり、測定をし忘れたりすることを軽減します。

  2. 測定値を手書きする必要がない
    測定結果と合否判定は、Bluetooth®通信でスマートフォンに保存されます。保存した測定データはPCに転送できます。手書きでメモして、事務所でPCに打ち込む作業がなくなります。

  3. 測定場所と測定値を管理する
    プロファイル情報 (現場名称、デバイス名称、バッテリ番号) と一緒に測定値を保存します。後日、測定データを見直したときに間違いがなくなります。

  4. 過去の測定データと比較して予兆を発見
    PCに測定データを転送して、GENNECT Oneで各バッテリの測定値の推移グラフを作成できます。確実なバッテリの評価をサポートします。

>>GENNECT Crossのバッテリ機能についてさらに詳しく

計測器のバージョンアップ機能を追加

公開日 : 2021年3月4日

また1つ現場測定器が未来に近づきます。
GENNECT Crossに、計測器のファームウェア(計測器を制御している内部ソフトウェア)をバージョンアップする機能が付きました。

以前は、バージョンアップといえば、パソコンが代表的な例でしたが、最近では、スマートフォンやアプリのバージョンアップが一般的になりました。また、テレビやカーナビなどにおいても、バージョンアップ機能がついている製品もあります。バージョンアップにより、新しい機能の追加や、さらに使いやすくなります。

計測器に目を移すと、記録計や電力計にような大型の計測器には、バージョンアップ機能がありました。しかし、手持ちの小型計測器については、そのような機能がありませんでした。
今回新しく追加した、ファームウェアをバージョンアップする機能は、GENNECT Cross経由で計測器をバージョンアップする機能です。
計測器に最新ファームウェアをインストールすることにより、機能アップや機能改善、使いやすさが向上します。

GENNECT Crossの対応バージョン

  • Android版GENNECT Cross: Ver.1.8.0
  • iOS版は、2021年4月末に対応予定です

バージョンアップ機能の対応機器

  • ワイヤレスアダプタZ3210のファームウェアバージョンアップ
    • Z3210をV2.10にバージョンアップすることでからExcel直接入力機能(HID機能)に対応します
  • Z3210対応計測器のファームウェアバージョンアップ
    • ACリーククランプメータ CM4002
    • ACリーククランプメータ CM4003
    • バッテリテスタ BT3554-50

今後、順次、対応計測器を追加していきます。

>>計測器のファームウェアバージョンアップ機能についてさらに詳しく