HIOKIのIoT GENNECTシリーズ
HIOKI

記事一覧 : GENNECTブログ


Excelに測定値を直接入力できます

公開日 : 2021年5月20日

本日紹介する機能は、「Excel直接入力機能(HID)」です。
今まで現場測定器のBluetooth®通信は、GENNECT Crossのみに接続可能でした。このExcel直接入力機能を使えば、GENNECT Cross以外にも測定値を入力できるようになります。
現場測定の効率アップにつながる新しい機能です。

Bluetooth®通信機能を持つ計測器には、2種類あります。この内、Z3210を使用して接続する計測器が、Excel直接入力機能を持っています。

  • Bluetooth®通信機能内蔵の計測器 → GENNECT Crossのみ
  • ワイヤレスアダプタZ3210に対応した計測器 → GENNECT CrossとExcel直接入力機能

>>ワイヤレスアダプタZ3210についてさらに詳しく

Excelに直接入力できる


Excelで報告書を作成するとき、現場でメモした手書きの測定値をExcelに入力するという作業があります。この機能を使用すると、計測器からExcelのセルに直接書き込むことができるので、現場で報告書を作成できます。

Excel直接入力機能の設定方法

次の取扱説明書を参考にして、設定してください。

  1. ご使用のZ3210のファームウェアバージョンを確認します。Excel直接入力機能を使用するには、V2.10以降が必要となります。
  2. Excel直接入力機能(HID)をONにします
  3. スマートフォンやPCと計測器をペアリングして接続します

>>Z3210の取扱説明書はこちら

Z3210の無償バージョンアップ方法

Z3210のバージョンが2.10未満の場合、無償バージョンアップが必要です。バージョンアップには次の2通りの方法があります。

  1. GENNECT Crossを使用して、バージョンアップする。
  2. 購入店もしくはお近くの日置電機の営業支店に問い合わせる。
    工場に戻す必要があるため、2~3週間かかることをご了承ください。
  3. >>ファームウェアバージョンアップについてさらに詳しく

>>ワイヤレスアダプタZ3210についてさらに詳しく

検相器専用の「ベクトル機能」をGENNECT Crossに追加

公開日 : 2021年4月12日

検相器PD3259-50(ワイヤレスアダプタZ3210を使用。従来のPD3259は接続不可)の専用機能「ベクトル機能」をGENNECT Crossに追加しました。
検相結果をベクトル図で表示できます。

ベクトル機能

PD3259-50では、線間電圧と検相の結果のみが表示されていました。GENNECT Crossのベクトル機能を使用すると、検相結果をベクトル図で表示できます。
もっと詳細に確認し、もっと説得力がある報告書を作成できます。

>>ベクトル機能についてさらに詳しく

電圧不平衡率、位相差

PD3259-50本体のみでは、表示されない電圧不平衡率と位相差も表示できます。これらの値はロギング機能を使って、変動グラフを作成できます。

GENNECT Oneに時系列ビューワ機能を追加

公開日 : 2021年3月17日

GENNECT Oneに各計測器が測定したデータをグラフ化する機能、時系列ビューワ機能を追加しました。

工場やオフィスのエネルギー消費を見える化したいとき、電力消費量、温度、湿度の測定データを1枚のグラフにまとめて、考察します。
従来なら各測定ファイルをPCに取り込んで、Excelでまとめていました。各計測器のファイル形式が異なるので、データを加工したり、時間軸を合わせたりして、時間がかかる作業でした。

GENNECT Oneを使えば、GENNECT Oneに取り込んだ測定ファイルを選択するだけで、グラフを作成できます。GENNECT Oneへの測定ファイルの取り込み方法は、計測器とPCがLAN接続されていたら、遠隔操作で取得できます。接続されていなくても、従来通りに、SDカードやUSBケーブル経由で取り込むことも可能です。

波形検索機能、分析機能が充実していることも特長です。
エネルギー消費量のグラフを使って、ある消費量を超えた時刻や、急激に電力消費が増加した時刻を知り、負荷の平準化を図ります。Excelを使用して、その時刻を探すには、関数の使用など高度な操作が必要でした。

GENNECT Oneなら、波形のレベルや変化量などで、時刻を検索できます。検索結果は、その時刻にイベントマーク(しおり)が付きます。イベントマークのリストから、イベントマークを選択すると、その時刻の波形が表示されます。長時間にわたる測定データでも、注目すべき時刻の測定データをすぐに表示できます。

>>GENNECT Oneの時系列ビューワについてさらに詳しく

バッテリのメンテナンスがさらに高効率的に!!

公開日 : 2021年3月11日

UPS、病院やデータセンターの非常用電源、携帯電話の基地局。
現在、様々な施設で、無停電電源システムとして蓄電池が使用されています。商用電源と同じ電圧まで上げるため、たくさんの蓄電池を直列に接続して使用しています。また、電源容量を確保することも、蓄電池の使用数量を増やす要因となります。

いざ停電があったときに、蓄電池が劣化して正しく動作しなければ意味がありません。そのため、蓄電池の劣化状態を一つずつ、定期的に測定する必要があります。そこで活躍している計測器が、バッテリテスタBT3554-50です。バッテリの内部抵抗と電圧を測定し、合否判定をする計測器です。
しかし、膨大な量のバッテリを間違わずに測定し、値を管理することは、骨が折れる仕事です。

この度、GENNECT Crossがバージョンアップして、バッテリのメンテナンスがさらに便利になりました。
GENNECT CrossとGENNECT Oneの機能により、測定現場にも、事務仕事にも、高効率かつ高品質な作業が実現できます。(2021年3月現在、Android版のみ。iOS版は2021年4月に対応予定)

  1. 確実な測定
    電池番号と合否結果をスマートフォンが読み上げます。順序を間違って測定したり、測定をし忘れたりすることを軽減します。

  2. 測定値を手書きする必要がない
    測定結果と合否判定は、Bluetooth®通信でスマートフォンに保存されます。保存した測定データはPCに転送できます。手書きでメモして、事務所でPCに打ち込む作業がなくなります。

  3. 測定場所と測定値を管理する
    プロファイル情報 (現場名称、デバイス名称、バッテリ番号) と一緒に測定値を保存します。後日、測定データを見直したときに間違いがなくなります。

  4. 過去の測定データと比較して予兆を発見
    PCに測定データを転送して、GENNECT Oneで各バッテリの測定値の推移グラフを作成できます。確実なバッテリの評価をサポートします。

>>GENNECT Crossのバッテリ機能についてさらに詳しく

計測器のバージョンアップ機能を追加

公開日 : 2021年3月4日

また1つ現場測定器が未来に近づきます。
GENNECT Crossに、計測器のファームウェア(計測器を制御している内部ソフトウェア)をバージョンアップする機能が付きました。

以前は、バージョンアップといえば、パソコンが代表的な例でしたが、最近では、スマートフォンやアプリのバージョンアップが一般的になりました。また、テレビやカーナビなどにおいても、バージョンアップ機能がついている製品もあります。バージョンアップにより、新しい機能の追加や、さらに使いやすくなります。

計測器に目を移すと、記録計や電力計にような大型の計測器には、バージョンアップ機能がありました。しかし、手持ちの小型計測器については、そのような機能がありませんでした。
今回新しく追加した、ファームウェアをバージョンアップする機能は、GENNECT Cross経由で計測器をバージョンアップする機能です。
計測器に最新ファームウェアをインストールすることにより、機能アップや機能改善、使いやすさが向上します。

GENNECT Crossの対応バージョン

  • Android版GENNECT Cross: Ver.1.8.0
  • iOS版は、2021年4月末に対応予定です

バージョンアップ機能の対応機器

  • ワイヤレスアダプタZ3210のファームウェアバージョンアップ
    • Z3210をV2.10にバージョンアップすることでからExcel直接入力機能(HID機能)に対応します
  • Z3210対応計測器のファームウェアバージョンアップ
    • ACリーククランプメータ CM4002
    • ACリーククランプメータ CM4003
    • バッテリテスタ BT3554-50

今後、順次、対応計測器を追加していきます。

>>計測器のファームウェアバージョンアップ機能についてさらに詳しく

オーム社「電気と工事」2月号: 絶縁抵抗計を使いこなせ!

公開日 : 2021年1月18日

みなさま、こんにちは。
GENNECTシリーズのマーケティングを担当しています、宮田です。


オーム社の雑誌「電気と工事」2月号に、特集記事「絶縁抵抗計を使いこなせ!」を書きました。
日頃使用している絶縁抵抗計の使い方や注意点をまとめた記事にしようと書き始めたのですが、そもそも絶縁抵抗の正体を理解しないと、何を測定しているかわからなくなると気づきました。
そこで、絶縁抵抗とは何を表しているか、を明らかにした後に、それを測定するための原理と手順を説明しています。また、仕事の高効率化の方法として、GENNECT Crossの写真図面測定機能の使い方についても述べています。

絶縁抵抗測定は、電気設備の安全を確認する重要な手法であります。理解して測定することにより、小さな兆候を発見できるようになります。絶縁抵抗測定の理解の一助になれば幸いです。
ぜひご一読ください。

クランプ接地抵抗計と絶縁抵抗計がGENNECT Crossに対応

公開日 : 2020年12月23日

GENNECT Crossに接続できる計測器に、2機種加わりました。
クランプ接地抵抗計と絶縁抵抗計です。
どちらの機種もワイヤレスアダプタZ3210を付けることによりBluetooth通信機能が使用できるようになります。

    1. クランプ接地抵抗計FT6380-50
      FT6380-50は、多重接地システムにおいて、補助接地棒を挿すことになく、接地線にクランプするだけで接地抵抗を測定できます。電柱や化学プラントの多重接地された箇所を保守管理するときに使用します。
      電柱の接地抵抗の保守では、道沿いに点々と配置された各電柱で接地抵抗を測定していきます。測定値を管理するためには、測定値だけではなく、いつ、どこで測定したかも記録する必要があります。
      GENNECT Crossの標準測定機能を使用すれば、測定した時刻、測定した場所(GPSデータ)、そして写真と測定値を関連付けて保存できます。またその関連付けを保ったままPDF形式の報告書も作成でき、作業効率が格段に上がります。
    2. 絶縁抵抗計IR4052-50, IR4052-51
      今までも絶縁抵抗計IR4054がGENNECT Crossに接続できていました。IR4052-50, IR4052-51は、IR4054と基本性能は同じですが、ワイヤレスアダプタZ3210経由でGENNECT Crossに接続する点が違います。もし、既にワイヤレスアダプタZ3210をお持ちでしたら、IR4052-50, IR4052-51に付け替えることで、GENNECT Crossに接続できます。
      GENNECT Crossの写真図面測定機能を使って、配電盤の保守点検をすれば、現場で報告書を作成できます。

      >> GENNECT Crossを使った絶縁抵抗測定について詳しくはこちら

      なお、太陽光発電システム(PV)用絶縁抵抗計IR4055は、引き続き、GENNECT Crossに接続できます。


絶縁抵抗計の使い方について記事公開

公開日 : 2020年12月21日

みなさま、こんにちは。
GENNECTシリーズのマーケティングを担当しています宮田です。

絶縁抵抗計の使い方についての記事を公開しました。
電気設備は、絶縁することと、接地することにより安全を確保しています。絶縁抵抗測定は、その内の一つ、絶縁状態を確かめるための重要な測定です。もし間違った解釈で絶縁抵抗を測定すると、感電事故や停電事故を起こしかねません。
日頃、ご使用の絶縁抵抗計について、深く知ることにより、正しく理解し、測定値を解釈できるようになります。


時々、基本に戻って勉強すると、忘れていたことや、新しい気付きがあります。
この記事が、微力ながら現場の力の助けになれば、幸いです。

>> 計測器の使い方のページはこちら

また、クランプ電流計の使い方の記事もこのページにあります。

メリークリスマス 2020

公開日 :

We wish you a merry Christmas and a happy new year.
GENNECTシリーズスタッフ一同

GENNECT Crossに電圧計付検相器を追加

公開日 : 2020年12月2日

非接触で、三相の電圧と検相が同時にできる電圧計付検相器PD3259-50が、GENNECT Crossに対応しました。

PD3259-50は、竣工検査で、各電気回路の電圧と検相が一度の手順で同時に測定できると好評な検相器です。また、保守の現場でも、モーターなどの三相機器の点検でも使用されています。
それらの測定データが、Bluetooth®通信でスマートフォンやタブレットに転送されます。紙に書くことなく、測定値がそのまま保存されます。
これで一段と現場作業の効率化を図れると同時に、書き間違えなどのミスがなくなり、品質も上がります。

PD3259-50をGENNECT Crossに接続するには、ワイヤレスアダプタZ3210を使用します。電池蓋を開け、Z3210を挿入すれば、準備完了です。

注意: 従来のPD3259はGENNECT Crossに接続できません。GENNECT Crossに接続するには、PD3259-50とZ3210をお買い求めください。

>> GENNECT Crossのページはこちら

間欠漏電の原因追究がさらに効率よく!!

公開日 : 2020年11月26日

本日紹介する計測器は、漏れ電流用クランプ電流計である、ACリーククランプメータCM4002, CM4003の2機種です。

GENNECT Crossに接続できる漏れ電流用クランプ電流計は、分岐回路用のミニクランプ、CM4001のみでした。
新機種CM4002, CM4003は、クランプセンサの口径がφ40mmですので、配電遮断器や漏電遮断器の2次側を測定するのに最適な計測器です。
そして、間欠漏電の原因追究に役立つと好評な、GENNECT Crossのイベント記録機能を使用して、盤全体の漏れ電流と、分岐回路の漏れ電流のイベントを同時に記録して、時系列グラフにまとめることができるようになりました。

>>イベント記録機能についてさらに詳しく


従来なら、波形記録計を使って測定していたことが、手持ちの計測器とGENNECT Crossで実現できることにメリットがあります。
通常、現場に波形記録計のような大型の計測器を持ち込んでいることはありません。もしトラブルを発見したら、計測器を取りに帰ったり、設置したりするだけで多大な時間を浪費します。しかし、この新しい測定方法なら、腰袋に入っている計測器だけで、すぐに測定を始めることができます。この初動の差が、大きな価値を生み出します。

>>漏れ電流の原因追究の方法についてさらに詳しく

現場測定器だからといって、あなどってはいけません。漏れ電流を測定するための、十分なスペックを持っています。

  • 100msごとの実行値を測定 → 細かな変動も捉える
  • 時間ギャップなく測定 → 絶え間なく測定し続けるので、イベントの取りこぼしがない
  • 電池駆動でCM4001は約1日間、CM4002とCM4003は約2日間、連続測定可能 (CM4003はACアダプターも使用できます)

GENNECT Crossによる、初動の測定では解決できない難解な問題であったなら、さらに詳細な測定をしなければなりません。従来通りの波形記録計を使用した測定となります。
ここでもCM4003が役立ちます。
CM4003は、実行値または波形を出力する機能を持っています。つまり、波形記録計に接続して、漏れ電流用のクランプセンサとして使用できます。間欠漏電の原因追究には、たくさんの分岐回路を同時に測定しますが、その1測定チャネルのセンサとしてご活用ください。

対応計測器




※ 計測器にワイヤレスアダプタ Z3210 (オプション)を接続してBluetooth®通信をします

GENNECT One ファイル取得機能を追加

公開日 : 2020年10月14日

GENNECT Oneにファイル取得(手動)機能を追加しました。

ファイル取得(手動)機能は、計測器に挿入したSDカード、USBメモリ、CFカードに保存されている計測器データファイルを、GENNECT Oneから直接アクセスし、ダウンロードする機能です。
LAN内にある計測器であるなら、計測器から離れた場所からでもダウンロードできます。
ダウンロードした計測器データファイルを、すぐに専用のデータ閲覧ソフトで詳細な解析できることは、今まで通りです。

測定現場に出向き、計測器からデータを回収するという手間がなくなるので、仕事の効率が上がります。
例えば、次のような場面で活躍できます。

  • 実験室にあるデータロガーや波形記録計から、大きな容量のデータをダウンロードする
  • 変電所で測定している電源品質アナライザから、イベントデータを取り出し解析する
  • 工場の各ラインに設置している電力計から、電力消費量のデータを回収し、報告書を作成する

ファイル取得(手動)機能は、GENNECT One V3.20以降で使用できます。
GENNECT Oneは無償ソフトウェアです。

>>ファイル取得(手動)についてさらに詳しく
>>GENNECT Oneの最新版のダウンロードはこちら

また、VPNとリモートデスクトップを組み合わせると、LANの外からインターネットを通じてファイルを取得できます。

>>VPNとリモートデスクトップによる外部からの接続についてさらに詳しく