公開日 :
2021年1月18日
みなさま、こんにちは。
GENNECTシリーズのマーケティングを担当しています、宮田です。

オーム社の雑誌「電気と工事」2月号に、特集記事「絶縁抵抗計を使いこなせ!」を書きました。
日頃使用している絶縁抵抗計の使い方や注意点をまとめた記事にしようと書き始めたのですが、そもそも絶縁抵抗の正体を理解しないと、何を測定しているかわからなくなると気づきました。
そこで、絶縁抵抗とは何を表しているか、を明らかにした後に、それを測定するための原理と手順を説明しています。また、仕事の高効率化の方法として、GENNECT Crossの写真図面測定機能の使い方についても述べています。
絶縁抵抗測定は、電気設備の安全を確認する重要な手法であります。理解して測定することにより、小さな兆候を発見できるようになります。絶縁抵抗測定の理解の一助になれば幸いです。
ぜひご一読ください。
公開日 :
2020年12月21日
みなさま、こんにちは。
GENNECTシリーズのマーケティングを担当しています宮田です。
絶縁抵抗計の使い方についての記事を公開しました。
電気設備は、絶縁することと、接地することにより安全を確保しています。絶縁抵抗測定は、その内の一つ、絶縁状態を確かめるための重要な測定です。もし間違った解釈で絶縁抵抗を測定すると、感電事故や停電事故を起こしかねません。
日頃、ご使用の絶縁抵抗計について、深く知ることにより、正しく理解し、測定値を解釈できるようになります。

時々、基本に戻って勉強すると、忘れていたことや、新しい気付きがあります。
この記事が、微力ながら現場の力の助けになれば、幸いです。
>> 計測器の使い方のページはこちら
また、クランプ電流計の使い方の記事もこのページにあります。
公開日 :
2020年10月2日
みなさま、こんにちは。
GENNECTシリーズのマーケティングを担当しています宮田です。
現場でよくわからない事象を発見したとき、どのように問題を解決していますか?
その時は順序立てて確認していなくても、振り返ってみれば、おおよそ次のような過程で原因を追究していると思います。
- 現状把握して、原因の予測を立てる。
- 五感を働かせ、計測器で測定し、予測を検証する。
- 全ての現象や測定結果を説明できる、納得がいく原因を特定する。


ここで明らかなことは、間違った計測器の使い方で、間違った測定値を得たとすると、それは間違った結論を生み出すということです。時には、その結論から感電事故につながるかもしれません。
計測器は目に見えない電気を、見えるようにする道具です。正しい道具の使い方をまとめておくことは有用だと思い、ホームページを作成しました。
まずは、クランプ電流計の使い方、注意点について公開しました。今後、他の現場測定器についても記事を充実させていきますので、ご期待ください。
このページが少しでもみなさまのお役に立ち、現場の力がもっと強くなれば、と願っております。
>> 計測器の使い方のページはこちら
公開日 :
2020年8月26日
こんにちは。
GENNECTシリーズのマーケティング担当の宮田です。
在宅勤務をするとき、社内のPCに接続するために、VPNを利用する機会が増えました。
GENNECT Oneの接続はLANに限定されるため、社外からGENNECT Oneを使用できません。しかし、もしGENNECT Oneをインストールした、社内にあるPCに、社外からVPN接続できるなら、GENNECT Oneを操作できます。

例えば、
- 電源トラブルが発生したと連絡があったが、社外から測定データを見ることができず、対策できない
- 外国の工場の電力消費を国内から監視したい
- 実験中の測定データを自宅で取得し、報告書にまとめたい
などの課題に対して、GENNECT OneとVPN接続を組み合わせて使用して、解決できます。
GENNECT OneはVPNを利用して社外から接続することが可能ですが、クラウドサーバーを使った遠隔計測システムGENNECT Remoteもありますので、ご検討ください。
>>GENNECT OneのVPN接続についてさらに詳しく
公開日 :
2020年6月9日
GENNECT Oneにダッシュボード機能が加わりました。この機能はVer.3.10からご使用できます。
ダッシュボード機能とは、計測値をグラフィカルに表示する機能です。測定値の表示位置や背景画像などをカスタマイズできます。
次のような測定の悩みはないでしょうか?
- 工場で、複数箇所の電力を測定しているとき、測定箇所と測定値が結びつかず、わかりにくい
- 実験の測定において、ロガーや電力計で多点測定しているが、測定箇所がわからない
こんなとき、ダッシュボード機能が役立ちます。
ダッシュボード機能を使えば、お好みの背景画像の上に、測定値を自由に配置することができます。測定値は最速1秒間隔で更新されます(通信環境に依ります)ので、リアルタイムに測定値が更新されるグラフィカルな表示を構築できます。

工場の電力測定のダッシュボードを作成する例を考えてみます。
工場の見取り図を背景画像として配置します。複数箇所の電力を測定しているとき、工場見取り図上の測定箇所付近に、それぞれの測定値を配置します。
このようにすると、測定箇所と測定値が明確にわかるようになります。

工場が複数棟あったり、フロアが分かれているときは、複数のダッシュボードを登録してリンクを貼ることができますので、1クリックでダッシュボードを切り替えることができます。
見取り図の代わりに、電気設備の回路図を使っても、わかりやすくなりますね。
>> 「ダッシュボード(LAN内)」についてさらに詳しく
メモリハイロガーLR8450, LR8450-01に対応
GENNECT One Ver.3.10では、メモリハイロガーLR8450, LR8450-01を接続できるようになりました。GENNECT One全ての機能がLR8450, LR8450-01に対応しています。
LR8450は最大120チャネル, 最速1msサンプリングで測定できるロガーです。従来のHIOKIのロガーで好評であった、耐ノイズ性能をさらに強化し、高電圧・高周波がある環境でも安定して測定できます。
それに加えて、LR8450-01は、無線LANで、無線ユニットに接続することができます。LR8450-01から少し離れた箇所に測定点がある場合、無線ユニットで便利にロギングできます。最大330チャネルまで測定できます。
>> GENNECT Oneについてさらに詳しく
>> GENNECT Oneのダウンロードはこちら
公開日 :
2019年12月19日
こんにちは。
GENNECTシリーズのマーケティング担当の宮田です。
本日、GENNECT Oneの英語、中国語サイトを公開しました。

工場や研究室の各測定場所に、LANで接続された測定器を、一つに束ねて制御できるPCソフトが、GENNECT Oneです。今年10月に公開して以来、好評を得ています。
インターネットを使用せず、LAN内に限定していますので、厳密に言うとIoT(Internet of things)ではないかもしれませんが、1台のPCから複数台の測定器を制御できる利便性は、正にIoTです。仕事の効率が上がるばかりか、品質向上にも期待できます。
主なGENNECT Oneの機能は次の通りです。
- ロギング機能: GENNECT Oneにつながった複数の測定器の測定データを、リアルタイムに1枚の時系列グラフにまとめます
- 自動ファイル転送(LAN内): 測定器が作成した測定ファイルが自動的に転送され、GENNECT Oneにまとめます
- 遠隔操作(LAN内): GENNECT Oneから測定器を遠隔操作できます
>> GENNECT Oneについてさらに詳しく
外国でも広く使用できると考えています。
例えば、日本の本社と外国工場の間にVPN接続などのセキュリティに優れた通信が確保されているとします。外国工場に設置された複数の測定器をGENNECT Oneで束ねてしまえば、そのPCに日本からリモート接続することにより、遠隔監視をすることができます。
クラウドサーバーを使用しませんが、GENNECT Remoteのような使い方ができて、非常に便利です。
こんな使い方を秘めたGENNECT Oneをこれからもよろしくお願いします。
無償ソフトですので、一度お試しいただけると幸いです。
>> GENNECT One 英語サイト
>> GENNECT One 中国語サイト
公開日 :
2019年8月26日
書籍「現場がわかる!電気測定入門 -ハカルと学ぼう!測定のキホン-」が発売となりました。
私、宮田が、現場測定器の原理と使い方や、現場における測定値の解釈の仕方について書いた本です。
安全性に優れていて、現場環境に対して丈夫で、表示される測定値が正確な測定器を提供することは、測定器メーカーの役目です。実際に、現場環境を想定して、落下試験や高温高湿度環境の試験など、過酷な評価試験をして、どのような環境においても正確に測定できる測定器を開発しています。
しかし、現場では、予想もしないことが複合的に起き、現場作業員を困らせます。
現象を理解するために、配線を確認したり、目視や測定器を使って確認したりします。このとき、GENNECT Crossも活躍します。これらの確認作業で得た情報を正しく解釈することは、重要なスキルです。
測定器が正しく測定値を表示していても、それを間違って解釈すると、感電事故につながるかもしれません。
そこで本書では、測定器の使い方のみならず、現場で起きる現象を例に、測定値を正しく解釈するノウハウを説明しています。物事には必ず原因があります。原因を追究するために、原理原則(上位概念)に立ち戻り考えることができるように配慮して執筆しました。
題こそ「入門」であるが、新人もベテランにも楽しめる内容になっています。
【書籍情報】
著者: 宮田雄作
発行元: オーム社
発売年月: 2019年8月
体裁: B5判、128ページ
定価: 本体1,700円+税
オーム社: 「現場がわかる!電気測定入門 -ハカルと学ぼう!測定のキホン-」紹介ページ
公開日 :
2019年3月26日
本日、GENNECT RemoteはV2.2.0にバージョンアップいたしました。
主なバージョンアップ項目は次の5項目になります。その他、多数の軽微な改善も含まれます。
1. PQ3198に対応
電源品質アナライザPQ3198に対応しました。PQ3198は2019/3/29に発売される新しい電源品質アナライザです。今までGENNECT Remoteに接続できた電源品質アナライザPQ3100に加えて、PQ3198も接続できるようになり、ますます電源品質トラブルに役立つシステムを構築することができます。
2. MR6000に対応
ご要望が多かったメモリーハイコーダーの最高峰MR6000に対応しました。
GENNECT Remote Pro版と使用すれば、トリガーが作動し新しい波形を取得すると、その波形データをクラウドサーバーに保存することができます。クラウドサーバーからダウンロードできる準備が整いますと、メールでお知らせします。最速200MS/sで波形を記録して、瞬時的かつ間欠的にしか起こらない現象を見逃すことなく捉えます。測定現場に行かなくても、その波形を取得することができます。
また、Pro版の遠隔操作機能にも対応していますので、測定現場から離れたところからでも測定器を操作することも可能です。
3. 測定リスタート機能追加
測定を停止させた後、約1分後に測定を再開させる機能です。
LR8400の警報保持機能をONに設定している場合、もし警報条件を満たし警報出力したとき、測定を終了させない限り、警報出力が停止しません。警報を受け取った後、遠隔操作で簡単に測定を停止し再開させるための機能です。
4. 遠隔モニター、遠隔ファイル取得画面のレスポンス改善
遠隔モニター画面と遠隔ファイル取得画面の表示スピードを改善しました。
5. UVC(※1) Webカメラ対応(β版(※2))
遠隔モニター機能にカメラ画像を追加することができます。カメラ画像は測定データのグラフ上に表示されます。次のようなアプリケーションに役立ちます。
- 測定対象物を撮影
グラフに変化点があったときの、測定対象物の画像を見ることができます。
- アナログメーターを撮影
ネットワークに接続できない機器の画面やアナログメーターなどを撮影します。画像として保存して、測定値を確認することができます。
>> Webカメラ機能の説明ページはこちら
※1 UVC(USB Video Classの略, 読み方: ユー・ヴイ・シー): Webカメラの通信規格の一つです。
2019/03現在、以下の製品の動作を確認しております。
・Logicool 社製 HD Webcam C270
・Logicool 社製 HD Webcam C310
・ELECOM社製 UCAM-C520FE
※2 Webカメラ機能は現在開発中の機能ですが、先行してこのバージョンからβ版としてご使用できます。ただし仕様については、今後予告なく変更される可能性がございますので、ご了承の上、利用をお願いします。
公開日 :
2019年3月6日
GENNECTシリーズ マーケティング担当の宮田です。
GENNECTシリーズのセミナーやGENNECT Remoteのユーザー訪問など、お客様から直接お話を伺う機会を最重要視しています。現場の困りごと、活用事例、導入障壁、機能要望など多岐にわたる話題の中、GENNECT Remoteを選定するときに共通した視点がある、と感じています。
この記事では、それらの視点をまとめてみます。題して、「GENNECT RemoteがIoTにオススメな4つの理由」です。
「GENNECT RemoteがIoTにオススメな4つの理由」
1. 出張費用/作業時間の削減
2. 学習コストが低い
3. セキュリティが万全
4. メンテナンスいらず
1. 出張費用/作業時間の削減
遠隔計測システムを導入する一番の理由は、経費と人件費の削減です。
出張回数を減らしたいとか、測定途中のデータをみたいとか、何度も訪問するとお客様に迷惑がかかるとか、これらは現場の困りごととしては明らかです。こういった理由が導入動機として一番多いのは頷けます。
更に、実際に使用してみると、ただ単にリアルタイムで測定データを見られるというメリット以上に、測定途中でもデータ解析を開始できる、つまり測定と分析を並行して作業できる時間短縮にもメリットがあるようです。省エネ提案等では提案書の方針決めや作成にいち早く着手できるため、お客様が本業に集中できるようになったと大変喜んでいただいています。

出張費用削減シミュレーションについて詳しく →
2. 学習コストが低い
初めてIoT機器を使用する場合、使いこなせるか心配になるかもしれません。新しい機器を使うために勉強するとなると大変です。
GENNECT Remoteは学習コストが非常に低いことが特長です。
GENNECT Remoteのコンセプトとして「わずか5分でセットアップ完了」があります。ネットワークについて特別な知識を必要とせず、測定器をゲートウェイに接続するだけで、クラウドサーバーにモニター値の保存が開始されます。
単純な操作でつながるということは、設置のための作業指示書も簡単に作成できるという効果もあります。

3. セキュリティが万全
他のオススメ理由と比べて、セキュリティについては隠れた理由と言えるでしょう。しかし、実際にお客様にGENNECT Remoteのセキュリティ対策を説明すると最も関心が高い項目となります。
セキュリティは重要だとわかっていながらも、問題点が見えていないという言い方が正しいかもしれません。悪意ある攻撃はその手のプロによる巧妙な攻撃であり、攻撃されていることが自覚できないことが多いです。
GENNECT Remoteのゲートウェイからの通信は、インターネット網を使用せず、プライベートネットワークを使用した閉域携帯電話網を使用していることがセキュリティの強さの秘訣です。また全通信経路で暗号化されているため途中で傍受されることもありません。

セキュリティについて詳しく →
4. メンテナンスいらず
もし自前でIoT計測システムを構築したとしましょう。その構築(開発)費用もさることながら、運用時にも通信費やクラウドサーバー使用費用、修理代、バージョンアップ費用など多大な費用が発生します。IT部門の担当者が保守業務にかかる人件費も発生することを忘れてはいけません。IoTシステムは作ったら一切費用がかからないということはありえません。
GENNECT Remoteなら月々のライセンス費用の中に、通信インフラ維持費、セキュリティ対策、通信費用、サーバー運用費用、アプリソフトの保守、バージョンアップ費用が全て入ったオールインワンサービスです。(※)

(※ PCやスマホ、タブレットからクラウドサーバーへの接続通信費用は含みません)
公開日 :
2018年12月19日
本日、GENNECT Cross iOS版をVer.1.6.0にバージョンアップしました。
今回の目玉となる大きな変更点は5点あります。
1. 「写真/図面測定」機能追加
撮影した写真や取り込んだ図面上に、測定しながらリアルタイムに、値を自由に貼り付けることができます。2018年9月にGENNECT Cross Android版に追加され、好評を得ている機能です。
> 「写真/図形測定」機能の詳細についてはこちら

2. 「波形表示」機能にFFT演算表示機能を追加
クランプ電流計の測定値を波形表示し、さらにFFT演算結果を表示できます。この機能も1.と同様に、2018年9月に先行してGENNECT Cross Android版に追加された機能です。
> 「波形/FFT表示」機能の詳細についてはこちら

3. iOS 12に対応
2018/9/18にAppleはiOSをバージョンアップしました。これに合わせてGENNECT Crossも、新iOSに対応しました。
4. iPhone Xディスプレイへ最適化
iPhone Xのディスプレイは従来のiPhoneより縦長になり、ディスプレイの形状も特殊です。前バージョンのGENNECT Crossでも表示はできていましたが、今回最適化され更に見やすくなりました。
5. AirDropでデータ共有
今まで、GENNECT Crossのデータを他のデバイスに転送するときは、メール、iCloud Drive経由、Dropbox経由の3つの方法でした。ここに新しくAirDropが加わりました。AirDropはiOSの機能ですので、送信側も受け側もiOS版に限られますが、これが現場で非常に便利に使えます。
現場で一緒に仕事をする同僚にデータを渡したり、照度測定を途中から他の作業員にやってもらったりする場面を考えてみてください。従来方法なら、どの方法を使用するにしてもデータを渡したい人が送信して、受けた人がサーバーに取りに行くという操作が必要で、わずかと言えど数分かかりました。
AirDropなら数秒で終わります。また現場で効率が上がります。
Ver.1.6.0ではその他様々な機能アップ、改善、バグ修正が含まれます。
- メーラーやファイラーで拡張子.hokのファイルを選択することでGENNECT Crossにインポートできる機能
- 写真、画像の機能改善(メモの複数移動、拡大縮小、戻るときに保存確認ダイアログを表示、縦横比を維持して表示)
- ロギング機能の安定性改善
照度測定機能の変更
- 照度測定機能の仕様をAndroid版に合わせる
- レポートに出力する画像の向きを画像・レポートの長手方向と一致するように変更
- カメラの横向き撮影(ランドスケープ)に対応
- 測定ポイントの上限数を300から1,000へ変更
- 照度測定のファイル日時がデータを保存した日時になるように変更
- データタブでデータを選択したとき、写真/図面上でそのデータをアニメーション(大きく表示)を追加
- 照度測定機能の仕様を写真/図面測定機能に合わせる
- 測定値のサイズ変更方法をチェックボックスからスライドバーに変更
- 連続測定機能を追加
- 写真/図面の回転機能を追加
- 照度計のHOLDボタンを押したときに測定値を確定
軽微な変更
- 標準測定機能のコメント入力中に測定値保存ボタン押下でコメントを保存できる機能
- ロギング機能において128ポイント以上でRange-Barを表示するよう改善
- 良否判定機能の不合格判定基準選択画面のUIを改善
- データリスト、レポートリストで削除画面のUIを改善
- データリスト画面のデータ移動で種別によらず時系列順に表示するよう改善
- iOS11でのインポートおよびエクスポート画面の表示を改善
- 標準測定、ロギング、バッテリ、高調波のインポート安定性改善
- レポートロゴの画像が600px以上のときに自動縮小するよう改善
公開日 :
2018年12月17日
GENNECT Cross Android版の2018年最後のバージョンアップをしました。
今回のバージョンアップは大きな機能追加はありません。「照度測定」機能のUI向上と機能アップとなります。
好評をいただいています「写真・図面測定」機能のUIを「照度測定」機能に移植しました。具体的には次の4点になります。ますます「照度測定」機能が使いやすくなりました。
- 測定値サイズ変更をチェックボックスからバーに変更
- 連続測定機能を追加
- 図面回転機能を追加
- 測定器のHOLDボタンで測定値を確定させる機能を追加
そして、「照度測定」機能の機能アップとして次の2点があります。特に2つ目はGENNECT Crossのユーザーから要望が高かった機能の一つとなります。
- データタブでデータを選択した際、選択データを大きく表示するアニメーション追加
- 測定ポイントの上限数を300から1000へ変更
今後ともGENNECT Crossをご愛顧頂ますようお願いいたします。
公開日 :
2018年9月28日
GENNECT Cross for Windowsは2019年10月に機能アップし、
GENNECT Oneに名称変更しました。
GENNECT Oneについてこちらを御覧ください。
> GENNECT Oneの詳細はこちら
2018年7月にGENNECT Cross for Windowsがバージョンアップして、リアルタイム測定機能が追加されました。
この機能はPC(Windows)とLAN接続された測定器の測定値をロギングする機能です。モニター表示やグラフ表示がリアルタイムに更新されます。
接続できる測定器は最大15台。最大512チャネルをロギングできます。ネットワークの混み具合によりますが、ロギング間隔は最速1秒です。

1つの応用例として、電力計とロガーを組み合わせて、電力測定と多点温度測定が可能になります。従来なら各測定器からの測定データをUSBやSDカード経由でそれぞれPCに移動してから、Excelでデータ処理するという方法が一般的でした。
このソフトを使用すれば、現場でモニター表示もグラフ表示もできます。ロギングしたデータファイルはソフト上でCSV形式に変換できますので、引き続きExcelで解析をすることができます。
また、LAN接続のようにローカルなネットワークではなく、遠隔地に設置した測定器をモニタリングしたい場合は、GENNECT Remoteの遠隔モニター機能が役立ちます。