HIOKIのIoT GENNECTシリーズ
HIOKI

GENNECT Remoteの基本的な機能について


公開日 : 2017年10月23日

こんにちは、GENNECT Remote担当の舩原です。

今回はGENNECT Remoteの基本的な機能についてご紹介いたします。

弊社こと日置電機株式会社(HIOKI)は電気計測器のメーカです。

電気計測と一口で言っても、

電圧、電流、電力、抵抗、インピーダンスと様々ですし、

センサによって電気信号に変換される温度、湿度、振動、照度、風量、流量など、

様々な物理量が対象になり、

その計測した物理量を表示し、解析し、保存しています。

電気計測に関係する多種多様なハードウェア、ソフトウェアを提供していますが、

GENNECT Remoteも例外ではありません。

つまりGENNECT Remoteというシステム全体が大きな1つの計測器と言えます。

全国各地に設置している計測器が計測した値を1分ごとに保存し、

その全国から集まってきた計測値を一括してリアルタイムでモニタ表示したり、

保存された過去の値を表やグラフにして表示したり、

CSVとしてダウンロードしたりする、というのがGENNECT Remoteの基本的な機能です。

いささか単純すぎるような気もしてしまいますが、

計測器に要求される機能を突き詰めて考えた結果、

まずはこの基本的な機能を可能な限り手軽に使えるようにしよう、ということになりました。

計測器の構成

計測器は、おおむね

  • 入力回路 ー 計測対象からの入力を適切な電圧レベルにアナログ変換し、制御回路が扱えるようデジタル値に変換する
  • 制御回路 ー 入力回路、出力回路の制御や、計測値の演算、解析、保存などを行う
  • 出力回路 ー 計測値を表示、外部メディアへの保存、印刷、通信などを行う

から構成されています。(当然電源回路もありますが説明の都合上省略しています)

簡単なテスタであっても、

入力された電圧を分圧、増幅、フィルタした後AD変換(アナログ電圧をデジタル値に変換)してCPUに受け渡し、

CPUはそのデジタル値が実際の物理量に合うように補正して液晶に送って、

液晶が値を表示する、というようにして計測値が見えるようにしています。

高度な測定器では、

多種多様な入力を複数同時に受け付けられるようになっている、

電力や高調波などの高度な解析ができる、

多数の値を液晶にグラフ表示したり、高速な通信インタフェースで値を取り出せるようになっている、

などそれぞれの部分が高機能になっていますが、基本は同じです。

GENNECT Remoteは1つの計測器ではなく、

計測システム全体でこの構成を取っています。

入力は実績のあるHIOKIの測定器をそのまま使うことで信頼性の高い計測を実現しています。

制御は現場のゲートウェイとクラウドの計測管理システムが協調することで、

現場の設置を簡単にするとともに、高いセキュリティの計測値、計測器の一元管理を実現しています。

出力はユーザのブラウザに対して行い、インターネット接続できるところであればどこからでも閲覧可能です。

次回以降は、それぞれの部分のついて詳しく説明します。

お楽しみに!