機能

時系列ビューワ


時系列ビューワ機能は、測定ファイルをグラフ表示する機能です。異なる計測器の測定ファイルを、1つの時間軸のグラフにまとめて、閲覧、分析ができます。
例えば、空調設備の最適な設定を考察するため、空調設備の消費電力と部屋の温湿度の測定データを得たとき、時系列ビューワを使えば、消費電力と温湿度の相関がわかるグラフを簡単に作成できます。

時系列ビューワ

時系列ビューワ機能は3つの大きな特長があります。

時系列ビューワに読み込む測定ファイルを選択

時系列ビューワに読み込む測定ファイルは、あらかじめ、GENNECT Oneのデータリストに登録する必要があります。

>> 「データリスト」についてさらに詳しく

データリストに登録する方法は、次の通りです。

  1. 自動ファイル転送機能により、GENNECT Oneに自動保存した測定ファイル
  2. ファイル取得(手動)機能により、計測器からダウンロードした測定ファイル
  3. LR5000 Utilityで取得したデータミニシリーズ(小型ロガー)の測定ファイル

>> 「自動ファイル転送(LAN内)」についてさらに詳しく

>> 「ファイル取得(手動)」についてさらに詳しく

データリストから読み込める測定項目数とグラフに同時に表示できるチャネル数は次のようになります。

機種が異なる計測器の測定データを選択し、1枚の時系列グラフにまとめて表示することができます。
例えば、電力と温湿度の相関関係を調査したいときや、複数台のデータロガーの測定ファイルを集約したいときなどに、非常に役立ちます。

見たい箇所をスピーディーに閲覧

時系列ビューワは、データ数が多いときでも、グラフを滑らかにスクロールや拡大縮小することができます。

グラフの着目すべきポイントに印を付ける、任意イベントマーク機能があります。任意イベントマークにはコメントも保存できます。イベントマークは、しおりのような役割です。
登録したイベントマークはリスト化されます。イベントリストからイベントマークを選択すると、その波形をすぐに表示できます。

また、波形検索機能を使えば、波形の特徴的な箇所を検索し、そこにイベントマークをつけることもできます。検索する時間軸範囲は、全時間と、区間を絞った範囲を選択できます。

検索項目 説明
時間 指定した時刻の波形を検索します。
最大位置/最小位置 最大と最小位置を検索します。
極大位置/極小位置 グラフが増加から減少に変わる点(極大)とその逆(極小)の位置を検索します。
レベル 設定したレベルをグラフが横切る位置を検索します。下から上に横切る位置、または上から下に横切る位置を選択できます。
ウィンドウ 上下限値を設定します。その範囲の領域をウィンドウ領域と呼びます。波形がウィンドウ領域に入る位置(In)と、波形がウィンドウ領域から出る位置(Out)を検索します。
変化量 測定値と、次の測定値(次のサンプリング時間の測定値)間の差を変化量と呼びます。変化量のしきい値を設定して、そのしきい値以上に増加した位置、または減少した位置を検索します。

統計解析機能

時系列ビューワには、測定データを統計解析計算する機能があります。統計解析する範囲は、全範囲と、区間を絞った範囲を選択できます。

統計解析項目: 平均値、ピーク-ピーク値、最大値、最大値時間、最小値、最小値時間、オン回数、オン時間、オフ回数、オフ時間、標準偏差、積算、面積値、積分

エクスポート機能

時系列ビューワで描いたグラフは、形式を変換して他のソフトで活用できます。

CSV形式で出力 Excelに測定データを引き継いで、解析や報告書作成に役立ちます
画像として出力 画像ファイルとして保存できる他、クリップボードにコピーもできます。WordやExcelにペーストするだけでグラフの画像を挿入できます。
ファイル形式はPNG形式またはEMF形式(拡張メタファイル)です。大きいサイズで使用したいときは、拡大縮小しても画像劣化しないEMF形式がおすすめです。

使用できる測定データ

温度、湿度、各種センサー出力をロガーで測定

対応計測器





電力、電圧、電流、高調波など電力計で測定

対応計測器


温度、湿度、電流、各種センサー出力をデータミニシリーズ(小型ロガー)で測定

対応計測器