機能

遠隔ファイル取得


遠隔ファイル取得

遠隔モニター・遠隔ロギング機能のように1分毎の測定値ではなく、計測器本体のSDカードなどに保存された測定ファイル(記録計の波形データや電源品質アナライザのイベント波形)を取得するには、この遠隔ファイル取得機能を使用します。GENNECT Remote Pro版 SF4102のみの機能となります。(※遠隔ファイル取得で取得できる測定ファイルサイズは128MBまでとなります)

次の手順で測定ファイルを遠隔地から取得します。

  1. トリガなどがかかり、計測器本体に測定ファイルが作成されると、ゲートウェイ内にあるSDカードに自動で転送され保存されます。
  2. SDカードに保存された測定ファイルをクラウドサーバーにアップロードします。(手動と自動アップロードの2つの方法を選択できます)
  3. PCのウェブブラウザからクラウドに保存された測定ファイルをダウンロードします。

ゲートウェイのSDカードに自動保存される測定ファイル

1. 記録計でトリガがかかったとき、電源品質アナライザでイベントが発生したとき

記録計でトリガがかかり波形を記録したとき、その波形データがゲートウェイ内のSDカードに保存されます。
電源品質アナライザの場合、電源品質イベントが発生したときのイベントデータがSDカードに保存されます。同時にその時点までの時系列ファイルもまとめて保存されます。

2. 毎日00:00にロギングデータをまとめた測定ファイル

メモリハイロガーやパワーロガーでロギングしているとき、毎日00:00になると1日分のデータがまとめて保存されます。
測定器によっては、測定ファイルのサイズがある一定容量を超えると1日分ではなく分割して保存されます。(下記3.を参照)

3. 測定ファイルサイズが一定容量を超えたとき

ロギングの時間間隔が短く、測定項目が多い場合、測定ファイルが肥大化します。これに対して測定器によっては、ファイルサイズに上限を設けています。例えば、PW3360, PQ3100は20MBです。
この上限に達すると、ファイルが分割されゲートウェイのSDカードに測定ファイルが保存されます。1日1ファイルにまとまらずに、分割されることになります。

4. 遠隔操作でロギングを測定停止したとき

遠隔操作でロギング測定を停止すると、まだゲートウェイのSDカードに保存されていない、停止直前までの測定データをSDカードに保存します。

クラウドへの手動アップロード/自動アップロード

ゲートウェイのSDカードに保存された測定ファイルは、一旦、クラウドサーバーにアップロードする必要があります。
アップロード方法は、手動と自動の2種類から選択できます。

※ゲートウェイからクラウドへの通信容量は1か月5000MBの制限があります。この通信容量は本機能による測定ファイルのアップロードと遠隔操作機能で共用され、毎月1日の00:00頃にリセットされます。

1. 手動アップロード

ゲートウェイのSDカードに測定ファイルが保存されて、アップロードの準備が完了すると、メールでお知らせが届きます。ログイン後ウェブブラウザで測定ファイルを確認して、クラウドサーバーにアップロードします。アップロードが完了すると、ウェブブラウザから測定ファイルをダウンロードすることができるようになります。

2. 自動アップロード

ゲートウェイのSDカードに測定ファイルが保存されると、自動的にクラウドサーバーにアップロードされます。完了しますとメールでお知らせが届きます。ログイン後ウェブブラウザから該当する測定ファイルをすぐにダウンロードできます。

それぞれのアップロード方法には次のようなメリット・デメリットがあります。

 

アップロード メリット デメリット
手動 必要な測定ファイルのみを選択してアップロードするので通信量を削減できます メールでお知らせが届いてから、手動でアップロードを開始して、その後にPCにダウンロードするため、すぐに測定ファイルを確認できません
自動 メールでお知らせが届いた時点で、すぐにダウンロードできます 全ての測定ファイルをアップロードするため、通信量が大きくなる可能性があります

測定ファイルの削除

1ゲートウェイあたりのSDカードとクラウドの容量は7500MBの制限があります。測定ファイルの増加により容量不足になると、新しい測定ファイルを保存することができません。SDカード内の測定ファイルを削除するには、手動削除と自動削除の2種類の方法があります。

1. 手動削除

ウェブブラウザで測定ファイルを選択して削除します。クラウドとゲートウェイのSDカード内の測定ファイルが同時に削除されます。

2. 自動削除

SDカードの残り容量が少なくなると古いファイルから自動的に削除します。

暗号化通信

GENNECT Remoteでは、ゲートウェイとクラウドサーバー間、クラウドサーバーとPC間の通信は暗号化されています。盗聴や第三者による乗っ取りのリスクを低減しています。
> GENNECT Remoteの「セキュリティ」について詳しく見る

ダウンロードしたファイルは次のソフトウェアで見ることができます

Logger Utility (LR8400, LR8401, LR8402, LR8410, LR8416に標準付属)

GENNECT Cross for Windows ロギングビューワ (無償ソフト)

9335 (有償ソフト) またはWv (MR8875に標準付属)

PQ ONE (PQ3100に標準付属)

SF1001 (有償ソフト)

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